特徴
- 日特オリジナルコントローラーの搭載で高速巻線を実現しました。新開発の2分割インデックス方式の採用により、巻線作業と並行してコアセットが可能です。しかも、治具受け渡しインデックス方式のため、インデックス面による巻線形状の違いがなく、安定した品質の生産を行います。
- 治具ワンタッチ交換システムに対応しているため、仕様変更が簡単で短時間(数分)で行うことができます。
- ワイヤークランプ部のクランプ開放と掃き出し機構によりワイヤー残りが出ません。
- センターフォーマー揺れ止め機構をオプションで取り付けることが可能です。
- ワイヤー皮膜剥離装置(オプション)を附属した場合、高精度な剥離位置を実現するので、ヒュージングやアーク溶接等の後工程の不良率を激減します。
- KIO-0450NFは、ノズル駆動機構をノズルの反対側にも設けて、ノズル側と同時に駆動します。そのためノズル回転とトラバース時に動バランスが狂わないので、高速回転(参考6,000rpm)でも安定した巻線が可能です。(特許出願中)
- KIO-0450NFは、ノズルフライヤーによりノズル円弧運動でコアに直に巻線するので、テンションが安定します。また、線を規制することができるので整列巻線が可能です。
- 各ユニットが標準化されているため、交換・取り外しが簡単です。
- 治具受け渡しフリーフローシステム対応型なので、変量多品種生産の自動化、長時間の無人稼働など、自由なシステム構築が可能です。
KIO-01 / KIO-0450 / KIO-0450NF 巻線機基本仕様
型式 |
KIO-01 |
KIO-0450 |
KIO-0450NF |
コアサイズ |
外径:Max. ø80mm
積厚:Max. 35mm |
Max. ø60mm
Max. ø35mm |
Max. ø60mm ※
Max. 55mm |
適応線径 |
Max. ø0.35mm(オプションMax. ø0.5mm可) |
Max. ø0.35mm |
フライヤー連数 |
1連 |
4連(軸間ピッチ160mm) |
ノズル回転速度 |
Max. 6,000rpm(フライヤー外径により異なる) |
インデックス |
治具受け渡し方式2分割INDEX |
ワイヤーカット方式 |
引っ張り切り(オプションでニッパーカット・コレットチャック・リードタップ出し) |
端子カラゲ |
フライヤーをXYZ方向にNC移動によりノズル絡げ |
制御軸数 |
5軸 サーボモーター |
6軸 サーボモーター |
電源 |
AC200V ±10% 単相 50/60Hz |
AC200V ±10% 3相 50/60Hz |
エアー源 |
約0.4MPa以上 |
機械サイズ |
約380(W)
×1,400(D)
×1,400(H)mm |
約850(W)
×930(D)
×1,380(H)mm |
機械重量 |
約310kg |
約450kg |
※ KIO-0450NFはスロット内をノズルが円錐運動するため、コアに規制があります。